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  • 2014.02.22 Saturday
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のんびり

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER

しばらくアイドルマスターの世界から離れて、
Tower Defence型のフラッシュゲームに没頭したり
TASやらゲーム実況やら見たりしているうちに大型企画の連発が来て
アイドルマスターMAD界もどこか空気が引き締めなおされた感がありますね。

このあいだ「世界の新着動画」の拒否機能についてのエントリーを書いたのですが、
「世界の新着動画」自体かならずしも否定されるべきでないという文章も
ちらほら目にして、たしかに2007年初期のニコニコ動画に投稿していた作家は
世界の新着動画どころではなく何を言われるかわからないカオスの中に
動画を放り込んできたつわものたちであって、
当時の動画からはそんな強固な覚悟によって
生じていたと思われるオーラが発散しているわけで
ある程度安定したアイドルマスターコミュニティに向けて作られた作品に
そういった強烈さが見られないことは否定できない。

そもそもアストロPやyocch41Pの動画にしてからが
初期から異端の動画を投稿し続けてきたのだから、
その中で鍛えられてきた強さというのは確かにあると思います。

・Macho Man by Village People feat. 菊地真 アイドルマスター


・MAD アイドルマスター × 帰って来たヨッパライ


だから世界の新着動画を見越して作るのは力になるだろうし
そもそも今後の新規参入者にとってはそれは当たり前になっていくのかもしれません。

だけど個人的にはアイドルマスターMADという日陰者の世界、
そこにたまたま漂着したよるべない魂が
偶然ぽっと花を開かせたような動画にこそ
強い愛着を感じてしまうことに変わりない。
そんな作品ならではの美しさは確かにあって、
筆者がアングラカタログなんてもの作っているゆえんでもあります。
⇒ 【ニコニコ動画】Nicom@as Underground

目次 - 特集記事2

11月11日はもやしの日! あとハンマー

今日は時間がないのでやよい先生に更新してもらいます。
JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER

■今日のやよい先生

ξ*'ヮ')ξ<うっうーもやしの日が過ぎてしまったぜ! もやしにちなんでか萌やしなやよい動画もいくつか上がってきていますが、私のイチ押しはこちらです!

・【もやしの日】やよいの罵りマジ最高!!【ハンマーの日】

ξ*'ヮ')ξ<よいですねえ瞬殺Pのやよいはよいですよ。ループが止まりません。秒殺Pといつも混同してしまうのは秘密だ。11日ということでハンマー×アイドルマスターネタではこんな動画も上がっておりました。

⇒ 【ニコニコ動画】ハンマー・オブ・ナイツ

ξ*'ヮ')ξ<むむ、再生数マイリス比率がおかしいと思ったら「世界の新着動画」で紹介されてしまったか・・・ハンマーのことを知らない方には大百科を参照していただくとして、この動画には複数カテゴリタグ対応した今でこそ「アイドルマスター」タグがついているけれど、昨日は「スポーツ」カテゴリタグだったにもかかわらず新着動画情報サイト「みてれぅチャンネル」のアイドルマスターページで捕捉されていました。「H@nnmerM@ster」タグの "M@ster" に反応したのだろうか、みてれぅチャンネルすばらしいネ。なお、「疑似M@s」のように "m@s" だけでは捕捉されないようでしたが、誤取得の可能性を考えると仕方ないのかもしれません。

⇒ 【ニコニコ動画】[ハンマスDS]Dazzling Hanmar
ξ*'ヮ')ξ<こちらもカオスでよいです

目次 - 特集記事2

youtubeから、バッハ、ヘルダーリンなど

以前紹介した "アンナ・マグダレーナ・バッハの年代記" の一部を
youtubeで見つけたのでぺたぺた貼り付けます。



うーん、すばらしく輝かしいカットだと思うのですが、
やっぱり画質がいまひとつだと美しさがわかりづらいですね。
窓の外に揺れる梢の感じや、ハープシコードの質感など、まあDVDで見てもわかりづらいか。
地方に住んでいると映画館で見られる機会もなかなか巡ってこなさそうで残念。
演奏しているのはバッハの奥さんなのであまり流麗な演奏ではないのです。



若きグスタフ・レオンハルトがバッハ役なので、こちらはさすがの弾きぶり。
(以下格納)
続きを読む >>

「つんでれんこ」プリセット 超やっつけ比較検証

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER
使いやすさと画質、速度の速さなどで評判の高い
フリーのエンコードソフト、つんでれんこ。
配布用ページにあるプリセットには、
「アニメ・アイマス・MMDなど」と「実写・PCゲームなど」の
二種類のプリセットがあります。

たしかに実写とアイマスではエンコード結果はかなり違うけれど、
ほんとうにアニメ・MMDと同じプリセット傾向で大丈夫なのだろうか。
ということで、既出のような気もしますが両方のプリセットを比較してみました。

■設定
・つんでれんこVer2.19使用
・使うプリセットは両方とも画質超重視の "e4" と "j4"
・ビットレートは映像808kbps、音声192kbps。
・再生負荷軽減は使っていない

とまあだいたいこんな感じで千早さんに踊ってもらって放り込む。

■結果

・"e4"(アニメ・アイマス・MMDなど)
e4

・"j4"(実写・PCゲームなど)
j4

正直なところ筆者の眼力ではあまり区別がつかないのですが、
上のほうが輪郭がはっきりしているけど色が一様になった感じで、
下は輪郭がぼけ気味のかわりに色の階層が深い。
上のほうが画面がぺらっとした感じで、下だとノイジーに感じる人もいるかも。
(シーンチェンジの敏感さも変えてきているかもしれませんがよくわからない)

実写やPCゲームの場合、輪郭が多少ぼけても色深度が出たほうが
きれいに見えるということなのでしょう(?)。

普通のアイドルマスターMADなら確かに上のほうが向いていると思いますが、
例えば最初からソフトフォーカスを狙っている場合や
比較的固定カメラが多くてシーンチェンジも少なく、
映像の肌理を見せたいような場合など、
下の "j4" を使ったほうがいいときもあるかも知れません。

例えば以下のような、実写画像とキャラクターを組み合わせた動画で
比較してみたいものですね。

・アイドルマスター伊織 「70%-夕暮れのうた」

アジャP。

・【アイドルマスター】月からの招待状 【0905P合作CM】

けるまPの0905P合作告知。

今回は比較のために制限解除前のビットレートで行いましたが、
ビットレート・解像度を上げれば両者の区別はつきにくくなると予想できます。

ちなみに出来上がったファイルのサイズはほぼ同じでした。
動画の内容によって、サイズに差が出る場合もあるようです。

■参考:実写でも比較してみた

・"e4"(アニメ・アイマス・MMDなど)
e4実写

・"j4"(実写・PCゲームなど)
j4実写
元の画質・解像度が低いこともあって、筆者には区別がよくつかない。無念
下のほうが発色よい気もします。
ということで、視覚的な能力ある方の解説お待ちしています。

なお、超やっつけ記事を書く勇気をくれた先達はこちら。

・Plemiere Elements 超やっつけシリーズ

この脱力具合が妙に心地よい。レヴェラP。
目次 - 特集記事2

新機能ほかについてよもやま戯言

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER
まとまった記事を書く気力がないのでだらだらと
ニコニコ動画の新ヴァージョンについて書く。ヴァージョンアップって便利ですね!



今回のニコニコ動画の改変は思い切ってますね。
ランキングのデフォルト設定についても、
様々なジャンルから入ってくる初心者のことを考慮して
分類をもうけた雰囲気はありますが見た目はかえってカオスに。
果たして効を奏すや否や。



新生放送番組「世界の新着動画」がなかなか盛り上がっていて
ニコニコ動画初期の雰囲気ってちょっとこんな感じだったのだろうかと
知らないものとしては往時をしのぶよすがとしております。
アイマス・東方・ボカロ枠、25時からでは普通の人は見られない。
これでは隔離と呼ばれても仕方ない気もしますが
かえって荒らしが来ない時間帯という意見もあって成否つけがたい。
実際の放送はどんな雰囲気だったのだろう。
30秒ごとに続きを見るかどうかアンケートを取って、
最後まで視聴されたものが「完走組」としてまとめられているのだけど、
アイマスからは大愚熊PとジェットPというカオスっぷりです。
⇒ 世界の新着動画完走組10/29



昨日はまだカテゴリタグが複数ついている動画も放送されていて、
アイドルマスター動画で後から別のカテゴリタグがつけられ、
「世界の新着動画」の別枠で流れる→「枠違うだろ」コメントの嵐
→元の動画の冒頭部分がそのコメントで埋め尽くされてしまう、
というパターンが実際に起きていたようですね。
複数カテゴリ対応後はまた似たようなことが起こってしまうのでしょうか。

今後も、ランダムの神のいたずらによって、
1時間のうちに3回も4回もリピートされて
むやみに再生数が伸びてしまう動画ができたりしそうです。
(さすがにそれには対策が取られているかもしれませんが)



アイドルマスターMAD界では、
非実際的なまでの高画質動画投稿ブームが起きています。
筆者の回線はADSLとはいえNTTの中継局が近所にあって
下り速度はへたな光回線より出るときもあるのですが、
3分の動画見るために6分も7分も待つのはなかなか大変だ。
高画質かつ冒頭に派手なギミックを満載して
興味を引っ張るような動画が増えないか心配でもあります。



そんな中素敵な動画も上がっているわけで、
見逃すのがもったいないマイリスト率高めのものもちらほらしていますね。

・【アイドルマスター】リツコリツコ【マイムマイム】


こういうときこそ紹介ブログが頼りになるときです。
(↑なお、すっかり頼る側の気でいます)
目次 - 特集記事2

没記事の墓場

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER

コメント返信していたら記事を書く時間がなくなってしまった。
なにか書けそうな題材はないだろうか。と、没記事やネタ帳を探る。

ブログもある程度やっていると、没記事がかなりたまってきますよね。
今日はその中から題名だけ列挙してみます。
興味ない方には全く興味ないと思うので適当にどうぞ。
だいたい2008年8月頃の記事から並べています。


■アイマスMADにおける「シーン」概念について
■見る専のためのダンスシンクロ講座
この頃はいろいろ尖っていました。

■リンPのキャラクター。「ある」と「いる」
走り書きしか残ってない。

■たとえば「○○Pの春香さん」という言い方について
別にそういう言い方に文句を言いたかったわけではなく、ゲームのキャラクターの背後に
視聴者がMAD作家を認める構造について書こうとして挫折

■インドと合理主義 その1
数行の走り書きのみ。インドのプラグマティズムとアイドルマスターを
どうからめるつもりだったのか今となっては不明。
tunak m@sterについてでも書くつもりだったのか。


■実は私、ののワさんが好きなんです
■実は私、「空から降ってくるので」のカズマさんのファンです
「わた○○」祭企画用の没記事。なぜか「続」が抜けている。

■架空のラジオのための覚書
アイマスMADへの展望や期待などまとめ

■非オタへのおすすめ10選
当時の話題に乗ってみたがいまひとつ面白くならなかった。

■化けようとしている6人
これも当時そんな話題があったのだと思う。

■内面生産装置としてのXBOX360
自分で実際にゲーム「アイドルマスター」をやってみての感想。

■私的・P分類
これは、別にヒエラルキー的にPをランクわけしているのではなく、「頂点P」「憧れのP」「演出家」「MADPV作家」「ニーチェがワーグナーを評する意味での魔術師」「〜1920年代の映画が映画の根源的魅力を持っているという意味でアイドルマスターMADの根源的魅力を持ち続けているP」などというふうにどちらかというと演出上の特徴から分類していたもの。ちなみに頂点Pは案の定アストロP・yocch41P・41P・ナオキPの4人。この記事で「これからの新しいアイドルマスターMADを創出しそうなP」として選んだ6人を新年の特集記事に転用。

■katzenmusikへ
今はなき良ブログの閉鎖時に書いた感傷的な一文

■タクヲPと隠喩 1・2
■タクヲPの新作 "サンデイ" についてメモ 1
タクヲPについての没記事はまだあるが列挙してもちかたない

■タクヲPには紹介もしてほしい
やっぱり新作が早く見たいので没

■シンクロ・ハイの生理について
視聴者としてではなく、作り手がシンクロを組むときの楽しさと、その危険性。

■映像と音のシンクロに関する小覚書 4/2
シリーズ記事の続き。攻撃的に書きすぎたので没

■初心者へアイドルマスターMADを紹介するためのチャート式完全マニュアル
面倒だったのでやめた。おすすめ用マイリストがあれば個人的には十分
tloPの記事に先を越されたということもある
⇒ さけとばらのひび - 初心者に薦める「ニコマス」

-
こんな感じでまだ続くのですが、切りがないのでこのへんで。
途中やめになっているシリーズ記事もあったりするので、
没記事を少しずつサルベージしていくのもよさそうだと思っています。
なんたる懐古趣味。ちょっと疲れてるのさ。

今回並べたものは基本的に以後書くつもりはないのですが、
下書きやアウトラインはお伝えできますので
特に興味あるテーマがもしあればご連絡くださいませ。
目次 - 特集記事2

ひとりごと。隣に

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER

時間がないけれど、何か更新しておこう。

Tonari ni... [audience recording]

先日オーストラリアで行われたゲーム楽曲フェスティバル?の音源と思われる。
調性のあいまいな椎名豪流編曲(今回はそうでもないので編曲者ちがう気がしますが)、
歌唱法も変えてきたうえ、原曲よりも落とされ、しかもルバートたっぷりのテンポ。
何よりオケ生演奏と合わせる難しさ。
やらせるほうも鬼だけれど、たかはし智秋さん(アイドルマスターのキャラクター
三浦あずさの声優です)のうまさあってこその挑戦だねえ。
さすがにところどころ苦しそうながら、ああシドニーへ行きたかった
この場で聞きたかったなあとそう思う演奏でした。

原曲を思い出そうと、桃邪気Pの代表作を久々に見返した。

・アイドルマスター 隣に・・・ 三浦あずさ (MA07販促)Ver.Final


筆者がブログを始めたのが去年の4月30日。
それこそリアルにあずささんと千早の区別もよくつかない時分でしたが、
この動画を見たのが最後のきっかけというか
躊躇していた背中をバンと押された気がしたものです。
それからこの動画につきだした厭なコメントを見たことも
また別のきっかけだったかも知れない。
「いやがらせ書くような人間が恥じ入って二度と悪質なコメント書けなくなるような、
そんなブログを作ってやろう、記事を書いてやろう」
といった気持ちがブログを立ち上げた20くらいの理由のひとつになかったわけでもない。
当然ながら、まったくもって無力だったわけですが。

目次 - 特集記事2

モデリングから動画を見る 12 律子のモデリングと "メロディック妹メタル" 下

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER
やっと佐野倉Pの動画に戻ることができます。

・アイドルマスター 『メロディック妹メタル 〜妹ライン10/10〜』 秋月律子


■ツインテールが地表をさらう

律子のモデリング自体が異なる意味を強調されたパーツの組み合わせであること、
その組み合わせ自体が一種の対象化・客体化と投影という
一見相反する運動を生み出す場合があることを、これまでの記事で指摘しました。

このような側面から「メロディック妹メタル」の歌詞を見たとき、
内的世界と断片的な現象を結び分かつ「絆」というイメージが
律子のモデリングの相互関係間に潜在していることがわかります。

キャラクターデザイン自体が「散逸するだけのジグソーパズル」になりかねず、
かつ、メロディ(観念性)とメタル(物質性)の中間に位置する立場としての
仮想された妹という位置に、律子ほどふさわしいキャラクターは珍しいでしょう。

アイドルマスターが持っているアイロニーと、
その中での律子が抱えている二律背反的な立場、
この2点からして「メロディック妹メタル」が
律子ソロアイドルマスターMADにいかに適合していることか!

しかし、これは佐野倉PがMADを10ヶ月かけて制作した
その動機と熱意の一部を説明しただけのこと。
具体的な動画の内容については、動画そのものを閲覧するのは勿論、
「みてれぅチャンネル」などで紹介記事をご参照くださいませ。

みてれぅチャンネル - 佐野倉Pチャンネル
と思ったら今日の時点で30件ブログが引っかかってる・・・すごいナ。

■まとめ、蛇足。幸せな動画

佐野倉Pのメロディック妹メタルでは、パーツ間の形態上の調和と意味上の不整合、
そこから生じる「律子的問題」がもたらすきしみの感覚が、
歌詞の世界観によって意味づけされ、位置を与えられます。
そのために、この作品上での律子はあくまで映像の表面にとどまりつづけ、
画面の向こうに隠れてしまうことも、視聴者の側に入り込んでしまうこともない。
(それはいささか寂しい風景かもしれませんが)
律子作品として最高度に幸せな動画ということになるだろうと思います。

デモヤッパリサミシイヨという方のために、類似した問題を別の方法で
解決しようとしたと筆者に思われる作品から2点を紹介して終わりたいと思います。

・秋月律子『まほうのひと』


・律子 素晴らしきインタアネツト アイドルマスター


げに、律子へのアプローチは108式まであるらしい。
-
モデリングから動画を見る その1 やよいのモデリング
モデリングから動画を見る 11 律子のモデリングと "メロディック妹メタル" 中の補足
目次 - 特集記事2

モデリングから動画を見る 11 律子のモデリングと "メロディック妹メタル" 中の補足

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER

ちょっと寄り道してぐだぐだ書いてみます。お急ぎの方は飛ばしてくださいませ。

■律子派と「律子的問題」

前回、律子のモデリングに現れたイメージの齟齬、
そこから生じる、自意識を読み取らせようとする誘惑について書きました。
もっとも、前回書いたことはアイドルマスターファンからすれば
常識的な解釈とさえ言えそうです。むしろ、律子の面白さは、その誘惑のあざとさ
(というより、あざとさの性質の違い)にあると考えます。

当然、他のキャラクターにも内面を連想させる装置は準備されているのですが、
ゲーム・アニメ的なクリシェでカムフラージュ?されていたり、
外見とストーリー上の性格のズレを見せていたりするわけで、
律子のように視覚的にありありとぎくしゃくした感じを見せつけるわけではない
(普通に考えて、キャラの可愛らしさが売りのゲームではマイナス要素になりかねない)。

そのような齟齬の感覚が一種のリアリティをもたらし、
「りっちゃんは他のキャラクターよりも実在の女性に近い」という
印象をもたらす場合もあるようですし、
そのような不器用さに共感する余地も残っているとは思うのですが、
自意識を本能的に避けるタイプの方なら遠ざける・拒否する場合もあるでしょう。
(yocch41Pの作品には律子が登場しない)、

また、ある種の自覚的な作家は、
律子という装置を一種批判的に・距離を置いて描くことになります。
しかし、そのような批判的態度自体が
実は作家の強い自意識を前提しないと成り立たないものであり、
作品は逆説的に内面を投影したものになってしまいます。

このような一連の問題群を「律子的問題」と仮に勝手に名づけるとして、
広義に律子派と言われる方の興味傾向を
いわゆる狭義の律子派と、「律子的問題」の渦中に投げ込まれた立場という
二つのベクトルに分けることができるかも知れません。

あくまでベクトルの違いなので共存しうるものですし、
一方から片方へと関心が移っていく場合も考えられます。

アストロPの律子作品も、この観点から考えていく必要があると思っています。


そして、「律子的問題」に自覚的にせよ、
律子の意味上のズレにリアリティを感じてしまうにせよ、
キャラクターがフィクション上のものに過ぎないことを了解済みである傾向が
広義の律子派にはあるのではないでしょうか?
(あくまで108式まである律子ファンの一傾向ではあります)

そして、そのことは "その9" で述べたロマンチックアイロニーを
必ずしも回避するものではなく、
むしろアイロニーそのものを抱え込んでいる場合さえ珍しくはないようです。


orgoneP。

つづく
-
モデリングから動画を見る その1 やよいのモデリング
モデリングから動画を見る 10 律子のモデリングと "メロディック妹メタル" 中
目次 - 特集記事2

モデリングから動画を見る 10 律子のモデリングと "メロディック妹メタル" 中

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER

・アイドルマスター 『メロディック妹メタル 〜妹ライン10/10〜』 秋月律子


■律子のモデリングとアイロニー

さて、律子のキャラクター造形の特殊性について、キャラクターデザインに
疎い筆者はよくわからないので一般的な風評を元に話を進めていくことになります。

律子のデザインでもっとも茶化される部分、
エビフライと呼ばれるおさげに今回は注目します。
(眼鏡・ローソン・フリップフロップについてはスペースの都合で触れません)。
現実にありえないというなら春香さんのふたつリボンでも言えるはずですが、
春香さんのリボンに対する指摘がいささか上滑りな調子になるのに対し、
エビフライについては反論しがたいものも感じます。

日本でのゲームやアニメキャラクターなどの造形傾向から見て
一般的かそうでないかという違いに過ぎないかもしれませんが、
仮にそれ以上の何かがあったとしてみます。

不恰好なおさげが示しているメッセージは、シンプルに
「子供っぽさ」「自意識の薄さ」とでもまずは見てよいと思うのですが、
一方で、律子のVo・Da・Vi各衣装の造形は
アイドルマスターのキャラクター中でも特にボディコンシャスな、
アイドルとしての "見られる身体" を誇張したデザインだと感じます。


『メロディック妹メタル 〜妹ライン10/10〜』から。ガーターですよガーター!

このイメージ間の齟齬のために、エビフライの持つイメージは
単純な子供っぽさではなくて自分の性に対する反発(と過剰な意識)、
自意識のなさというよりも自信の無さ(と突っ張った自負心)というふうに
一歩奥にうがってしまう誘惑をはらむことになります
(ストーリー上の性格を知っていればなおのことですね)。

ではモデリングとしておかしいかというとおそらくそんなことはなく、
強調された胸の下半円ラインがおさげのラインを反復して調和が取れているわけで
律子の胸の大きさは伊達ではない。


『メロディック妹メタル 〜妹ライン10/10〜』から。フリップフロップから落ちる導線がおさげで一旦はじかれてしまうように見えながら、胸のラインによる円弧の反復で下方向にまとまって流れていく。


パジャマ姿ではなぜおさげが解けているのか、という突っ込みが入りそうだのう

もっとも、この造形上の反復が、意味上のズレ(子供らしさ / 女性性)
を強調してもいるわけです。
韻文詩で、音声上は韻を踏んでいる二つの単語のイメージに
ギャップを持たせることがありますが、この場合もそれに近いと言えそうです。

つづく
-
モデリングから動画を見る その1 やよいのモデリング
モデリングから動画を見る その9 律子のモデリングと "メロディック妹メタル" 上
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