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  • 2014.02.22 Saturday
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反省・訂正・熱暴走

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER

ちょっと中途半端に発熱が続いているせいで、
前回記事は書きかたがとげとげしくなってしまったようです、申し訳ない。

■反省

うーむカズマさんにたしなめられてしまった
また、tloPにもけんかを売ったことになっていて素晴らしい記事来た!
⇒ さけとばらのひび - RidgerP3
(拙記事への反応でなかったとしたら失礼)
RidgerP作品の持つ最良のものはエピファニーともいえる神々しい瞬間であり、
スペクタクルの連続によって視聴者の興味を惹き付けるだけでは
RidgerPのポテンシャルからいうと物足りない。という主旨とお見受けしました。
含羞のブロガーtloPのことなので、
考えのほんの一例について述べられているのだとは思いますが。

しかし喧嘩売ってこんないい記事が読めるならいくらでも
売りたくなってしまうと一瞬思ったけれど
tloPはまた破格そうな動画を仕上げている最中らしいのでした。
・ライオン〜伊織とやよいのサバイバル Trailer

CM。動画製作のお邪魔して失礼しました。新作期待しております
確かにRidgerPの動画の魅力において
ストーリーというか裏設定というかは副次的なものに違いないけれど、
長尺の動画を統一感あるものにまとめ上げるために
強固に組まれた背景設定が土台になっているに違いない、と改めて確信した次第。

じゃあそれを云々するのが紹介ブロガーの仕事かというとよくわからないのですが
あのRidgerPがこれだけの期間をかけ、改めてアリプロ春香に取り組んだのだから
「さすがRidgerPならでは、12分でこうはるかっかを描いたか」とか
「いや2009年においてこの閣下の描き方では彫琢が足りないよ」といった感想が
あってもよさそうなものだなあ、とは思ったわけでしたが
同日に投稿されたカブキンPのこれもすごい動画などと絡めつつ
これから言及されていく問題なのでしょう。
投稿から数日しか経っていない時点で先走りすぎた。
・【アイドルマスター】 I Want (GATE I - gate odyssey MIX【春閣下PV+MASHUP】

ソリッドで、まとまりもよいカブキンPの新作。もっとも、3分半の動画と12分の動画を単純に同列には比べられない。

■訂正

前回記事は「ストーリー」という言葉を使ったのがうまくなくて、
モチーフなりシチュエーションなり設定なりとでも言うべきでした。
RidgerPが設定を作りこむという話は初耳だったのですが、
今作品でも確かに "視聴者に" ストーリーを連想させるような舞台設定、
そしてキャラクター配置とその変化が描かれてはいて
ストーリーを動機として進んでいく動画ではないけれど
大まかなプロット設定くらいはもしかしたらあるかもしれない。

それにしても自分の希望はいささかぶしつけだった気がするので
仕方がないから熱暴走をいいことに、自分でストーリー捏造して満足することにした。

■熱暴走

というわけで、架空の三次創作小説「タカランド館の崩壊」明日公開です。
お楽しみに!(冗談ですよ)

10/1追記:「タカランド館の崩壊」はこちら

目次 - 特集記事2

誰かに書いて欲しいというよくある話

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER

・アイドルマスター 宝野ハルカ -MASTER ARTIST 66-

ということで待ちに待ったAnother Master Artistシリーズ第3弾、
お得意のマニエリスティックでけれん味ある表現が楽しいですね。
(前回のMaster Artist 13についての連続紹介記事もあるのでよろしく
⇒ なぜRidgerPはニコマスの帝王なのか その1
いやあ書いてよかった。関係ないけど)

筆者の映像の好みとはいささか異なる演出傾向を持った作家ながら、
ゲーム映像という制約ゆえか、アイドルマスターMAD界には
見るに足る映像を作れる作家がまだまだ少ないこともあって
卓越したエンターテイメント作家としていつも楽しく見ております。

しかし今回の作品、単純に楽しむにはなにか引っかかるものも感じた。
作者の汗を感じたのか、あるいは何かが尾を引いている感じとでもいえばいいのか。
動画説明欄にある「曲お楽しみください」という書き方も気になる。
まるで、映像面は「楽しむ」ものでないかのような、そんな狙いがあるのか。

ξ*'ヮ')ξ<まあ演出でしょ

演出だとしても、その背景を知りたくなるじゃないかやよい。
考えてみればRidgerPは2007年5月という早い段階でアリプロ×春香作品を2作品投稿、
閣下イメージを確立させた立役者の一人、
⇒ 【ニコニコ動画】アイドルマスター 春香覚醒カタルシス(ALI PROJECT)
⇒ 【ニコニコ動画】アイドルマスター 阿修羅姫(ALI PROJECT) 黒春香 2体目

さらにはおまんP・わかむらPから挑戦?さえ受けた後の渾身の一作ということで、
黒春香をどう解釈するか・12分という長尺を生かして何を表現するか、
作者はそこのところ今回は相当力入れざるを得なかったんじゃないか。

ξ*'ヮ')ξ<いやMA66のアイデア自体は2007年からあったみたいだし、
 そこはカタルシス・阿修羅姫の延長線上にあると考えていいんじゃないの

そうだろうかやよい。
とりあえず筆者にはキャラクター解釈を文脈に沿って読み解く力はないし、
動画のストーリーを読み取るような面倒なことは避けたいので
他のブログで理解を深めようと思ってみてれぅチャンネルのリンク95本を回ってみた。

でも、動画が投稿されてからまだ3日目ということもあって、
技術的なことを書くブログがほとんどだったので残念でした。
そりゃ技術がびっくりするほどすごいのはわかるけれど、
RidgerP信者を自任する人までがそのあたりで一喜一憂してるのは、
結局RidgerPファンって彼の技術に魅かれてただけかといささか首をかしげます。
学ぶところそこじゃなかったはずだろうと。

ξ*'ヮ')ξ<じゃあどこを学べっていうんだよ教えろよ

やよい・・・
それはともかく、巡った中から他の面白かった記事をリンクしておきます。
アイドルマスターMAD専門でないブログからの興味深い指摘もあり、
楽しめると思いますので興味ある方はどうぞ。

⇒ Augenblicke - 鎬を削るという事
RidgerP作品に距離を置いているらしいブロガーが
かえって作家とキャラクターの関係に触れているのが眩しい。

⇒ 続・空から降ってくるので - もう何を書いたら(略)
この動画はいわゆる「黒春香」のみを描いたものではないということ。なるほどなあ。

⇒ 3日坊主のメイドさん - アイドルマスター 宝野ハルカ -MASTER ARTIST 66- in ニコニコ動画

⇒ WebLab.ota - アイドルマスター 宝野ハルカ -MASTER ARTIST 66-について
ここぞという所の長回しはこれまでもRidgerPの真骨頂でしたね。
フォロワーもがんばるのだけどRidgerPほどに決めることができない。

⇒ エクレアの宝石箱 - アイドルマスター 宝野ハルカ -MASTER ARTIST 66-
当記事とは関係ないけれどMA系大作(削除済のもの含)が一望できるので参考までに

⇒ Hall of Fame - MASTER ARTIST 66。
のほほんとしているようで言い辛い要点を外さないみゃーもPの舌鋒は今回も冴え渡る。
この方の絵がまたすごいんです。
・【アイドルマスター】ふたりのシンフォニー

ξ*'ヮ')ξ<うっうー、どういうシチュエーションだよ

⇒ 白雅雪blog - アイマスの王、王の中の王
いや、技術的な内容なのですが、いつも面白い白雅雪blogの人が非常に楽しんで
いらっしゃる。前後のエントリーでも連続で取り上げていてそちらも面白い。

こういう観測は定期的に続けていかないと意味がない気もするけれど
後は爽快Pの記事Pickupに任せます。

さて。キャラクター解釈やストーリーに突っ込んだディープな記事が読みたいものです。
そこは筆者のようなライトファンにはどうしてもわからない部分なので。

9/30追記:反省記事書きましたのでご一読ください

目次 - 特集記事2

ロシア・ソ連アニメーションの探しかた 下

ショスタコ編。

■失われたアニメの断片を求めて

前回見つけたサイトで実際にアニメーションを探してみます。
探すアニメは、ずばり「司祭とその下男バルダの物語」。
1930年代に作られたロシアアヴァンギャルド要素濃厚な切り絵アニメで、
ソヴィエト本部の意向によって製作は中止に追い込まれ、
しかもフィルムの大半は戦争で焼失してしまった。
数分の断片が残っていて、日本では「バザール」という題名で公開されたこともあるとか。
(出典:工藤庸介「ショスタコーヴィチ全作品解読」東洋書房より)

なかなか興味深いじゃないか! ということで
ニコニコ動画で「バザール」「bazar」「bazzar」あたりで検索したけれど
牧場物語が出てきたり、魅力的で不思議な曲を発見したりして
かえって時間が泥棒されるばかりだったので割愛。

■さて、YouTubeで探してみよう。

まずロシア語原題を探す。今回は本があるのでそこからわかるけれど、
わからない場合はひたすらgoogle先生に頼るしかないのかのう。
原題のローマンアルファベット翻字、英語題までわかればいいけどなくてもいい。

ということで原題の題名の一部(сказка о попе и работнике)
で検索したら、引っかかったものの中から早速それらしきものが。
・Фрагмент «Базар»

残されたフィルムの状態もあるのか、画質はもひとつながら、これはすばらしい!
30年代前半に、これほどの切り絵アニメの技術、そして実験的な表現文法・・・
これが2分しか残っていないとは、アニメーション史の損失だなあ。
ジダーノフ批判前のショスタコーヴィチの音楽もノリにノッていて最高。
前掲書によると、ショスタコは映画中断後も曲を書き続けたというから、
これはCDだけでも買いたくなる。

■RuTubeではどうだろうか?

RuTubeでは、題名検索で出てこなかったものの、
"Шостакович"(ショスタコーヴィチのロシア語綴り)で検索して
ぼんやり探していたらやはり見つかりました。
⇒ Bazar (fragment)
画質は似たり寄ったりですが、こちらのほうが画面が明るめで見やすい方もいるかも。

■その後のショスタコーヴィチとアニメーション

当局に中断された後、監督ツェハノフスキーは再びショスタコと手を組んで
アニメーションを作ります。
前掲書を読む限り、ショスタコが取り組んだアニメーション音楽は
この「愚かな子ねずみ(Глупый мышонок)」で打ち止めらしい。

早速原題でYouTubeを漁ってみたら、なんと日本語で投稿されていた・・・?
・「愚かな子ねずみ」(1/2) [Public Domain]

1940年にこのアニメーションは確かに巧みでロシアアニメの地力を見せつけますが、
上の「バザール」を見た後だといくぶん生硬で、借り物めいて見えますね。
当局のディズニーへの対抗意識がはっきりと銘打たれた出来と言えましょう。
一方、ショスタコーヴィチの音楽はというと、
彼の作中で最良のものとは言えないながら、意外にも悪くない。
当時のショスタコーヴィチは36年に長女ガリーナ、38年に長男マクシムが生まれていて、
子供の影響を自然に受けているような、赤ん坊に語りかけているような、
そんな温かみが反映しているんじゃないだろうか、
なかなか楽しい音楽でなごみました。

■さらに、この投稿者はショスタコファンの神だった。

さてさて「愚かな子ねずみ」の動画情報に書いてあったリンク先は、
ショスタコーヴィチ作曲の映画中、著作権切れのものを投稿・閲覧できる神サイトでした。
⇒ SHOSTAKOVI.CH
公開がこの9月25日ということで、ほんの数日前に始まったサイトのようですが、
いやこれはショスタコーヴィチファン必見の内容ですのでぜひファンはご覧あれ。
家にいながらにして、若き日に題名のみ見てあこがれた
「女ひとり」や「マクシームの青年時代」など思う存分楽しめるとは、
夢のような時代ですぜ・・・冗談でもなんでもなく。

■おまけ
これは今日見つけたものではないのですが、
以前にgoogleで検索していて見つけたもの。
ショスタコーヴィチの "人形の踊り" にアニメーションをつけたもののようです。
⇒ "Танцы кукол" Д.Шостакович, из дет. сборника
なかなか楽しく可愛らしい動画なのでよろしければご覧ください。
いつごろ作られた作品なのでしょうね。

アニメーションのための曲は2作しかなくても、
このように後からアニメーションがつけられた例は沢山ありそうですね
(以前紹介したノルシュテインの「25日・最初の日」もその一例でした)。

■まとめ
ということで、実際に探していたらそれだけで楽しくてどんどんと話が脱線してしまい、
主旨がどっちらけになってしまいましたが、
ロシアアニメーションの楽しさ、ショスタコーヴィチの素敵さ(?)、
雰囲気だけでも伝わりましたでしょうか。
前回記事で紹介した他サイトについて説明が不十分のままになってしまいましたが、
ご要望があれば解説記事あげますのでご遠慮なくお申し付けあれ。ダフストレーチ。

目次 - 特集記事2

ロシア・ソ連アニメーションの探しかた 上

さて今日は全くアイドルマスターと関係ない話をしますが、
アストロPとは少し関係があるのでいいと思ってます。
なにせアストロPのおすすめ動画マイリストの中に、ソ連製アニメが3本入っている!
⇒ 【ニコニコ動画】guesswho1111のお気に入り動画(短編映画・アニメーション)
それどころか、そのうちの一本はアストロP本人が投稿している模様。

・ソ連製SFアニメ There Will Come Soft Rains

ブラッドベリ原作で、この粘っこいアニメート、暗い世界観、
鬱になるようなロマンチシズムとやりすぎ感、これはまさにアストロ好み。
胸を打つ作品ですので、暗い雰囲気と食わず嫌いせず見ると吉。

この動画も含め、ニコニコ動画では「ロシアアニメ」タグでいくつかまとまっていますが、
網羅されているわけではなさそう。プロパガンダアニメが見られるのは嬉しい。

・旧ソ連製反戦反核アニメ (ロシア語が解らなくても問題なし)

こちらの動画もアストロPのマイリストから。素晴らしいですね。
イデオロギーに共感できない方でさえ、この見事なアニメートを見るだけで
じゅうぶんに7分の元は取ったと感じると思います。
ドイツだけでなくソヴィエトにも詳しいアストロPがますますミステリアスだぜ!

■YouTube

他のサイトだと、YouTubeは探しがいがありそうですね。
下は有名なロシア版クマのプーさん。
⇒ Winnie Pooh Goes Visiting (Vinni Puh Idet v Gosti)
久々に見たのですが、数年前と比べてずっと高画質のものが上がっていますねえ。
このあたりはひとつひとつ探していくしかないかもしれませんね。英語タイトルが壁。
"мультфильм"(アニメーションの意)で検索して漁るのがかえって早いのか?

■RuTube

さて、YouTubeで見つからなかったタイトルでも、ロシア本国では人気の高い
動画共有サイトらしい、RuTubeで探すと見つかるかもしれません。
英語タイトルの物もあるのですが、キリル文字率が高く、かえって探しやすいかも?
Винни-Пух идёт в гости - 1971 г.avi
リンク先はRuTubeで、上のYouTubeのものと同じ作品。aviと書いているが違う模様。
少しだけ高画質で英語字幕なし。読み込みが少し遅いが仕方ないね。
しかし素敵な背景画ですねえ。タイトルロールも素敵。これぞ共産主義クオリティ。

■その他動画ダウンロードサイト

あと、ソヴィエトの子供向けアニメーションを集めた?こんなサイトを見つけました。
МАША И МУЛЬТФИЛЬМЫ
これは素敵なサイトで、ソヴィエトの有名作品が集まっていて、
質の高さは保障済み、しかもaviの高画質ファイルがダウンロードできます
(もちろん上記のロシア版熊のプーさんもありますし、
有名なノルシュテインの「霧の中のハリネズミ(ежик в тумане)」まである)。
筆者も別にロシアのアニメーションに詳しいわけではないのですが、
このサイトに載っている作品から勉強していくのも面白そうです。

ダウンロード方法は、左のリストから好きな作品を選び、
"Скачать с Letitbit" と書かれた青いボタンをクリック。
開いたウィンドウまたはタブで "Free" を選択し、
表示された6桁の数字をウィンドウに入力して "Download file"をクリック。
無料版のためか、60秒のウェイトがあった後に "Your link to file download"
というダウンロード用リンクが出てきますので後はご自由に
(クリックすると広告ウィンドウがBGMつきで現れるので注意)。

サーバーが非力なのか、ファイルの容量が大きいこともあってか、
落ちきるまでに比較的時間はかかります。
似たようなサイトで下のものを見つけたのですが、
こちらはファイル形式がまちまちのようで、実用的?かもしれません。
Мультфильмы из СССР (筆者はダウンロード試してません)
こういうサイト、探したら沢山あるのかもしれませんね。

■とりあえず

いかがだったでしょうか?
筆者はロシア語はアルファベット読める程度ですが、
それでもいざ探してみるとなかなか楽しいものです。
もっとうまいロシアアニメーションの探し方・素敵なサイトや動画を
知っておられる方はぜひともご一報くださいませ。
なお、ソヴィエトロシアでは私有物の概念は否定されていたとはいえ、
著作権などの問題については筆者はわかりませんのであくまで自己責任でよろしくです。
(↑どなたかこのあたりの事情について教えてくださいませんか?)

いずれにせよキリル文字が読めない人には敷居の高い記事になってしまいましたが、
次回は実際にこれらの方法で動画を探してみようと思います。パカー。

目次 - 特集記事2

今日の新作からピックアップ。9月26日作品

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER
いやはや、連休効果か、素晴らしい動画が多くてびっくりしましたね。
このぶんだと明日も期待できます。ということで、新作から気に入ったものを少し。



・アイドルマスター 真 夢の女


いやはやすごい動画が来たものです。
借り素材で作られている作家ではないかと思うのですが、
素材が切り替わるカットがびしばし決まるし、
モンタージュのニュアンスが豊富で、ただものではありません。
以前アングラカタログでも取り上げた「シチュー」の作家のようですよ。
【ニコニコ動画】アイドルマスター シチュー

・Todd_Rundgren_with_THE_iDOLM@STER_Breathless

☆今日のイチオシ!

The Cureで11連投の方も新作を出してきました。
新作チェック怠っており、11作すべては見てないのですが、律子作品すごかったなあ。
今回もまた素晴らしく、楽曲という皿に丁寧に盛り付けされて過不足なく
どこか一箇所でも壊れたら台無しになりそうなそんなダンス構成の美しさ、
最高にしてすでに完璧。PaulPなどにも通じる巧さだと思いますが、
編集の大きさ力強さは特筆ものです。今後ますます楽しみな作家ですね。

・アイドルマスター「薔薇の戦士」真 春香 雪歩


この8月から活発に活動しておられる四騎Pも新作を投下。
不思議な空気感、音の拾い方が独特で見事なダンス構成、
四騎Pが気合入れてきたら面白くないわけがないのであって、
うまさと魅力を楽しんでくださいとしか言えない出来ですので
未見の方はぜひお楽しみください。リピート再生推奨かも?

目次 - 特集記事2

描いてみた作品から少し

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER

体調不良が続いて静養しておりますが、
激刊!アイドルマスター様が日刊更新ペースということで刺激を受け、
書きたく思ってそのままになっていた記事を熟成するのを待たず書き出してみます。
熱があるので文章がいつもに輪をかけてまとまらず
取り上げられた動画こそ迷惑といったところかもしれませんがご海容ください。



・sukehiroさんのらくがき集 Vol.2


わーい、リッチャンダーでおなじみsukehiroPのらくがき集その2が来てるよ。
その1⇒【ニコニコ動画】アイドルマスター sukehiroPのらくがき集
丁寧でやさしくて、なつかしい感じの絵が素敵ですねえ。
閣下の絵と、サムネにもなっている真の絵が特に好きです。
リッチャンダーの第四話も映像はできているということで、完成が楽しみです。
・ニコニコ戦士リッチャンダー 第1話 怪人あふぅの恐怖

豪華製作陣によるB級風味特撮3DCGドラマ。このB級感は本物だ! sukehiroPは脚本・CG・編集担当。

さてお次は落書き感覚あふれるナイスな絵が楽しめる割に注目されてないらしきこちら。

・アイマス未プレイの俺がうろ覚えでアイマスキャラを描いてみた



この亜美真美にティンと来たら動画見るべし。


いいですねえ。余裕でマイリスでしょう。ところでこのキャラ誰だ

どこかで見たことがあるようで気になる絵なのですが、一体なにものなのでしょうね。
「寛容な精神を持った方のみ見てください」とのことですので、
当ブログ読者には色んな意味で向いた動画ではないかと思うのです。

目次 - 特集記事2

yocch41Pの新作 "MAD アイドルマスター とかち × 時報 【NTT】"

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER

シンプルな映像を生かす。

・MAD アイドルマスター とかち × 時報 【NTT】


完成度の爪を隠すようなサムネ選びがつづいていただけに、
久々のyocch41Pらしいサムネイルにほっとしました。

時報といえばタクヲPのサンデイが思い浮かびます。
⇒ 【ニコニコ動画】THE iDOLM@STER 天海春香 「サンデイ」
一方yocch41Pは毎度ながら驚きの直球ダンスシンクロで攻めてきました。

時報に合わせてひたすら踊るとかちワルキューレですが、
逆回転ダンスのタメがいつもながら心地良いですね。
時報なのでBPMは当然60ないし120と考えられ、
エージェントのダンスが178なので、だいたい2:3の割合になっているのも
驚きのシンクロ率の秘密でしょうか。

背景となる音楽が最小限に抑えられているだけに、
背景のライトの色調変化やカメラの動きを、見ている我々のほうが発見するような、
そんな奥ゆかしさが素敵です。
音が切り詰められるだけで、例えば、
「ああMIDのカメラってこんなふうに背景が回っているんだな」
「"エージェント夜を往く" は背景のランプの色がふんだんに変わるからこそ
これだけの長さに十分にたえられるのだなあ」というふうに改めて発見も多く、
ノーマルステージの情報量の多さを筆者は改めて実感しましたが、
読者の皆様はいかがでしょうか。

"Live in 教室" や天気予報など、yocch41P・41P師弟のシュール路線好みの方に、
これはまた嬉しい動画がひとつ増えました。
どんどん見たりブログで紹介したりするべし。

・MAD アイドルマスター  Tokachi live in 教室


・MAD アイドルマスター 亜美 × weather


-
yocch41Pの新作 "MAD アイドルマスター とかち × RARE HERO 2"
目次yocch41P・41P

DS版発売に寄せて。いつかの風景

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER
さて、初心者向けブログの本懐を再び抱くべく動画紹介です。

DS版アイドルマスターが発売されたということ、
2nd Visionはプレイヤーとアイドルとの一対一の関係ではなく、
主体としてのアイドルと世の中の関係性を描くようで、
話題のラブプラスと真逆の方向性を行っているようで興味深いです。
アイドルマスター楽曲を歌い踊っている映像を見るとやはり魅力を感じてしまいますね。

・アイドルマスターDS 秋月涼(キュンキュンメガネ装備) shiny smile

男の子がShiny Smileを踊っているのだと納得できれば少しも不健康なことはない。


さて、アイドルマスターMADのほうでもDS版への移行をテーマにした作品が
何本か上がっていたようですが、その中でもこれはスケールが大きかった。

・アイドルマスターPlay b@ck いつかの風景

ぶっとばされるよね。
ランキングに乗ってしかるべきクオリティだと思うのですが、
アイドルマスターファン向けに作られた内容ではあるし、まあ言っても詮無い。
コロPは以前アングラカタログでも取り上げていて
⇒ ニコマス・アンダーグラウンドカタログVol.3が出来ました
何度も取り上げる奴だ怪しからんと思われるかもしれませんが、
カタログはチヒロPやzeit氏のチョイスでしたので悪しからず。


強烈なフレーム。


コロPの色、コロP独自の空間。

今までコロPの演出はどこか突き放すようなところがあって、
わかると思った人がその人なりに受け取ればいいという感じがしたのですが
今回は思い切って伝わる演出を重ねてきます。
(メイPのような、広告的なメッセージの見せ方というよりは
ぞくぞくと伝わってくる印象の響きを重ね合せていくというふうなので
人を選ばない作品ではないとは思いますが、
これまでの作品とは親しみやすさの肌触りが違います)

さらに、独特の乾いた・つかみどころのない・客観的な映像が
デイヴィッド・ボウイのスケール豊かな楽曲に釣り合って、
目の前のちっぽけな情念を捨てることでより大きな感情を掴み取る、
そんな場所に達していると感じました。

楽曲を媒体に、ゲーム「アイドルマスター」の物語と
アイドルマスターMADの趨勢を織り込んだ傑作、
難解さは全くないので、未見の方はぜひどうぞ。
一度見たという方も、こういうマイルストーンともいうべき名品は
どんどんとマイリストに入れておいて損はしないと思います!

-
うーむ、どこが初心者向けやら・・・リハビリ、リハビリ。
目次 - 特集記事2

モデリングから動画を見る 12 律子のモデリングと "メロディック妹メタル" 下

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER
やっと佐野倉Pの動画に戻ることができます。

・アイドルマスター 『メロディック妹メタル 〜妹ライン10/10〜』 秋月律子


■ツインテールが地表をさらう

律子のモデリング自体が異なる意味を強調されたパーツの組み合わせであること、
その組み合わせ自体が一種の対象化・客体化と投影という
一見相反する運動を生み出す場合があることを、これまでの記事で指摘しました。

このような側面から「メロディック妹メタル」の歌詞を見たとき、
内的世界と断片的な現象を結び分かつ「絆」というイメージが
律子のモデリングの相互関係間に潜在していることがわかります。

キャラクターデザイン自体が「散逸するだけのジグソーパズル」になりかねず、
かつ、メロディ(観念性)とメタル(物質性)の中間に位置する立場としての
仮想された妹という位置に、律子ほどふさわしいキャラクターは珍しいでしょう。

アイドルマスターが持っているアイロニーと、
その中での律子が抱えている二律背反的な立場、
この2点からして「メロディック妹メタル」が
律子ソロアイドルマスターMADにいかに適合していることか!

しかし、これは佐野倉PがMADを10ヶ月かけて制作した
その動機と熱意の一部を説明しただけのこと。
具体的な動画の内容については、動画そのものを閲覧するのは勿論、
「みてれぅチャンネル」などで紹介記事をご参照くださいませ。

みてれぅチャンネル - 佐野倉Pチャンネル
と思ったら今日の時点で30件ブログが引っかかってる・・・すごいナ。

■まとめ、蛇足。幸せな動画

佐野倉Pのメロディック妹メタルでは、パーツ間の形態上の調和と意味上の不整合、
そこから生じる「律子的問題」がもたらすきしみの感覚が、
歌詞の世界観によって意味づけされ、位置を与えられます。
そのために、この作品上での律子はあくまで映像の表面にとどまりつづけ、
画面の向こうに隠れてしまうことも、視聴者の側に入り込んでしまうこともない。
(それはいささか寂しい風景かもしれませんが)
律子作品として最高度に幸せな動画ということになるだろうと思います。

デモヤッパリサミシイヨという方のために、類似した問題を別の方法で
解決しようとしたと筆者に思われる作品から2点を紹介して終わりたいと思います。

・秋月律子『まほうのひと』


・律子 素晴らしきインタアネツト アイドルマスター


げに、律子へのアプローチは108式まであるらしい。
-
モデリングから動画を見る その1 やよいのモデリング
モデリングから動画を見る 11 律子のモデリングと "メロディック妹メタル" 中の補足
目次 - 特集記事2

モデリングから動画を見る 11 律子のモデリングと "メロディック妹メタル" 中の補足

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER

ちょっと寄り道してぐだぐだ書いてみます。お急ぎの方は飛ばしてくださいませ。

■律子派と「律子的問題」

前回、律子のモデリングに現れたイメージの齟齬、
そこから生じる、自意識を読み取らせようとする誘惑について書きました。
もっとも、前回書いたことはアイドルマスターファンからすれば
常識的な解釈とさえ言えそうです。むしろ、律子の面白さは、その誘惑のあざとさ
(というより、あざとさの性質の違い)にあると考えます。

当然、他のキャラクターにも内面を連想させる装置は準備されているのですが、
ゲーム・アニメ的なクリシェでカムフラージュ?されていたり、
外見とストーリー上の性格のズレを見せていたりするわけで、
律子のように視覚的にありありとぎくしゃくした感じを見せつけるわけではない
(普通に考えて、キャラの可愛らしさが売りのゲームではマイナス要素になりかねない)。

そのような齟齬の感覚が一種のリアリティをもたらし、
「りっちゃんは他のキャラクターよりも実在の女性に近い」という
印象をもたらす場合もあるようですし、
そのような不器用さに共感する余地も残っているとは思うのですが、
自意識を本能的に避けるタイプの方なら遠ざける・拒否する場合もあるでしょう。
(yocch41Pの作品には律子が登場しない)、

また、ある種の自覚的な作家は、
律子という装置を一種批判的に・距離を置いて描くことになります。
しかし、そのような批判的態度自体が
実は作家の強い自意識を前提しないと成り立たないものであり、
作品は逆説的に内面を投影したものになってしまいます。

このような一連の問題群を「律子的問題」と仮に勝手に名づけるとして、
広義に律子派と言われる方の興味傾向を
いわゆる狭義の律子派と、「律子的問題」の渦中に投げ込まれた立場という
二つのベクトルに分けることができるかも知れません。

あくまでベクトルの違いなので共存しうるものですし、
一方から片方へと関心が移っていく場合も考えられます。

アストロPの律子作品も、この観点から考えていく必要があると思っています。


そして、「律子的問題」に自覚的にせよ、
律子の意味上のズレにリアリティを感じてしまうにせよ、
キャラクターがフィクション上のものに過ぎないことを了解済みである傾向が
広義の律子派にはあるのではないでしょうか?
(あくまで108式まである律子ファンの一傾向ではあります)

そして、そのことは "その9" で述べたロマンチックアイロニーを
必ずしも回避するものではなく、
むしろアイロニーそのものを抱え込んでいる場合さえ珍しくはないようです。


orgoneP。

つづく
-
モデリングから動画を見る その1 やよいのモデリング
モデリングから動画を見る 10 律子のモデリングと "メロディック妹メタル" 中
目次 - 特集記事2

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