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  • 2014.02.22 Saturday
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41Pの新作 "MAD アイドルマスター とかち × 英雄"

41Pの新作は久々のim@sclassic作品、ショパンの英雄ポロネーズです。
良作を量産中のカルミナPによって
最近のim@sclassicタグはほぼ独占状態ですが、一矢報いることができるか。

【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター とかち × 英雄


以前このブログの別のエントリーでも紹介しましたが、
41Pは過去にクラシック作品を4件投稿しています。
クラシックを投稿してみる作家は数いれど、
複数件投稿し続ける方は思ったより少ない。そんな状況で例外的な存在の一人です。

これまでの最近作はたぶんこれ
⇒ 【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター とかち × 「新世界より」

他にも41Pはレゲエと組み合わせた作品も投稿しており、
意外な音楽ジャンルの幅の広さがうかがわれます。この作品などかなりいい。
⇒ 【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター とかち × Reggae
2月2日にPVが投稿されたM@sterFontを早速使っているあたり
新物好き精神もちらりと見える。

今作のポイントをまとめます。

1.黒枠で囲まれた画面

曲が"葬送"だったりしたら深読みしたくなるところだけれど、
今回の意図はちょっとわからない。画質の研究?
とかちボレロのフルバージョンでは、
音量の増加に従って画面がゆっくりと遠くから近づいてくる演出をしています。

⇒ 【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター とかち × ボレロ 【Long ver.】

このことから類推すると、クラシックの宿命である、
平均音量の低さを自然に受け入れさせるための処置でしょうか。

2.地味だが、確かにシンクロしている

最初は全くシンクロさせていないように見えるのだけれど、
じっくり見ていると確かに動きの点と音を合わせているのがわかります。
注意深く見ているとじわじわ合って見えてくるあたり
41P作品を見る醍醐味でもあります。

3.主題歌("The Idolmaster")の振り付け使用

前半はいつもどおりの "エージェント夜を往く" ですが、
後半は "The Idolmaster" の振りを使っています。
"エージェント"よりもあわせやすい振りであることもあって、
動画全体でじわじわシンクロ率が上がっていくように見えます。
特に間奏部に入った時の高速シンクロはさすがの巧さとユーモア。


で、このピアノがいまどき珍しいヴィルトゥオジティを発散する個性的な演奏で、
しかも間奏部のスピードなど見事なもので誰だろうと探してみたら、
カツァリスのようですね。



うーん、面白いピアニストだ。


JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER


---

以下、雑談。

続きを読む >>

iM@S KAKU-tail Party 3 前半の概括その他

iM@S KAKU-tail Party とは、アイドルマスターMADのイベントの1つ。
参加者には主要キャラクターとテーマがランダムに割り振られるため、
MAD作者の思いがけない側面が見られる楽しいイベントです。
詳しくは大百科参照。⇒ こちら

現在は第3回が開催中。
先週末から今日にかけて発表された前半はなんと75作品が登場しました。
傑作あり、迷作ありでとても楽しかったのですが、
特筆すべきは1-Bの4番手、moguP

【ニコニコ動画】アイドルマスター やよいのおそばやさん


アストロP主催のB反市に一番手で名乗りを上げた
マイナー曲主体のシンクロ名人ですが、
最近はAdobeのソフトを使った技術派の作品を投稿していて気になってはいました。



moguPでお題が「そば」と来たらただでは済むまい……
と思って期待していたら、期待を3倍上回るすごい作品が。
選曲、映像世界、まさに異次元の美しさ。
単品でアップされたものをリンクしていますので、是非ご視聴くださいませ。

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そして、KAKU-tail Party中にこっそり投稿された名作がこちら。

【ニコニコ動画】アイドルマスター×KAB.「無口な鳥」千早、やよい、亜美


225P、KAB.作品の続編です。
真正面からの直球作品でありながら、独自の世界観・手法が際立つ。
いつもの亜美・やよい天使が、別世界への媒介者の役割を果たしているんですね。
これだけ各カットに説得力のある作品を今のところ他に見たことがありません。
相変わらず表現の手数が多いし、しっかり映像を学んだ人であろうとは想像できます。
エフェクトの用法など、今後まだまだ伸びしろを感じさせる作家ですが、
映像作品としては今回1つの完成形を見出したのではないか。
あえて「初期」の代表作、とでも言いたくなります。

でも、この作家はいつもなぜかお祭りの最中に投稿してしまい、
作品が埋もれてしまうのです。
淡々と作っては投稿しているだけだろうと思うのだけれど……勿体無い!

アイドルマスターMADの新しいマイルストーンと言いたくなるような
これほどの作品が埋もれるようなことがあれば、
呆れてもうアイドルマスターMAD見るのやめるかもしれない。
いや、そんな心配しなくとも、傑作は作品自身の力を示さずにはいないはず。

---

冬に発売予定のPSP版アイドルマスターでは美希が選べないという話ですね。
開発段階でお蔵入りになった "たかね" "ひびき" と併せて
ライバルアイドルとして登場するという話ですが、
商売上手のバンダイナムコが、人気キャラの美希を手放して
ファンをみすみす逃すというのも考えにくい話です。
恐らく条件を満たしたらそれぞれのソフトで
プロデュースできるようになるというのが真相
(といおうか、「それくらいの予想をファンならすぐに立てるだろう」
という前提のマーケティング手法)ではないでしょうか?

↓ PSP版アイドルマスターの現段階での最新情報? はこちら
http://news.dengeki.com/elem/000/000/095/95160/

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蛇足:

『アイドルマスターSP ミッシングムーン』
プロデュース可能な765プロ所属アイドル:“如月千早”、“秋月律子”、“三浦あずさ”
961プロ・ライバルキャラクター:“星井美希”


なんで公式で千早いじめしているんだろう。これもマーケティング戦略?

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER


続きを読む >>

41P あずささん登場作品まとめ

41Pのあずささん登場作品まとめです。
千早いじめに特化した諸作品をご覧ください。

【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター × ドラゴンクエスト4

・41P、衝撃のデビュー作。
師匠と同じ作りと思わせていて、後半で突然あずさ・千早・亜美のトリオになります。
最初見たとき、直球の千早いじめに驚きました。

【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター × クレイジークライマー

・41P、衝撃の2作目。後半に胸のみカットイン登場。そしてまた千早いじめ。
音楽を見えるものにするのがシンクロだとすると、
このようにゲームを別の形で可視化する41Pも
隠れたシンクロの名手と言えるかもしれない。

【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター × SUPERスト供畋萋麕襦

・4作目。バルログ対ザンギエフ戦でしょうか。
実際にはザンギのほうが圧倒的に不利なのに……
千早のアピールが「フライングバルセロナアタック」の喩なんですね、たぶん。
なぜかダブルラリアットで迎撃されていますが。

【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター とかち × ワルキューレの騎行
・1:44前後に一瞬登場します。千早いじめです。

【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター × RIDGE RACER 6

・りっちゃんと美希以外のキャラクターが登場する大作です。
(そういえばyocch41P・41P作品には律子が登場しません)
あずささんは後半に出てきます。
シンクロうまい。MADとして良好。そして千早いじめ。

【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター とかち × 世にも奇妙な物語【ED】
・オチ

【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター × テトリス

・これはひどい。

【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター × SUPERスト供畋荵伊襦

・だんだんあずささんがザンギエフにしか見えなくなる。

※この後、2月から4ヶ月ほど、41Pは行方不明になります。
そして6月に以下の作品で復帰することになります。

【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター × ポールポジション

・シュールなセンスに磨きのかかった復帰作。まさに41Pの作風。
旧作からの引用に満ちた千早いじめは元来の意味を剥奪され、
ゲーム内容を指し示す記号として新たな生を与えられている?

---

以上です。まとめると、

yocch41P : 全41作品中あずささん登場5作、うち「千早いじめ」3
41P : 全25作品中あずささん登場9作、その全てが「千早いじめ」

ということになり、41Pのあずささん登場率の高さ、
というよりも「千早いじめ」率の高さがはっきりと現れることになりました。
サムネイルもほとんど千早ばかりじゃないか。

今後の作品でのあずささんの位置は変わるのか
それともこの方向性で伝統芸能として洗練されていくのか。
全く想像のつかないところではあります。

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yocch41P あずささん登場作品まとめ

yocch41Pのあずささん登場作品をまとめておきます。

【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター × デイトナUSA (上級)

・デイトナ3部作の3です。雪歩・あずさ・美希のトリオ。
なぜか私服です。借り物素材の都合でしょうか。

【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター × リッジレーサーズ

・後半に、千早・あずさ・美希のトリオが出てきます。
千早をゼビウスの「バキュラ」に見立てた、いわゆる「千早いじめ」であります。
バキュラを256発打つと倒せるというのは噂に過ぎなかったようですね。
昔はがんばったものですが……

【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター × ガンバの冒険 (ED)

・2番の歌詞「仲間の胸は高鳴った」部分で登場します。
これも千早いじめの要素がありますね。

【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター × RAVE RACER 【 テクノペラ 】

・とかちワルキューレを前面に押し出しつつも、
アーケード版デモのカットイン使用、様々なエフェクト、
凝った構成とダンスシンクロ、複数のキャラクターの登場と、
それまでのyocch41P作品の集大成の感がある名作です。
後半にあずさ・美希・真のトリオが登場します。
コメントで「トカリスの人」と呼ばれていることからすると、
この頃はまだP名が決まっていなかったのでしょうか?

この作品の後、とかちワルキューレソロ作品が連綿と続くことになります。
そして昨年の11月に弟子の"41P"に交代。
今年3月復帰後のあずさ登場作品は以下の1作です。

【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター あずささん × 千早

・シンプルながら発想が独特で、かっこいい作品です。
これも千早いじめと言えないことはないのですが
どこか温情的な視線が感じられるのが面白い。

---

現在視聴できる5作品中、千早いじめ要素が3作。
yocch41P師匠は弟子ほどにはいじめていないと思っていたのですが、
たいがいかもしれませんね。
もっとも、直接「千早いじめ」するのではなく、そこはかとなく暗示するところ、
作品のメインに据えるのではなく一要素として用いるところが
弟子の41Pとの違いでしょうか。

明日は41P作品のあずささん登場作品をまとめます。
全て千早いじめになってしまいそうで恐ろしい。

なお、千早いじめについてはニコニコ大百科の項目をご参照ください。

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アストロPのあずささんメイン作品まとめ

7月19日はあずささんの誕生日ということで、
アストロPも誕生祭作品を投稿していました。


新作でもあずささんは大活躍。


遅れてしまいましたが、あずささん誕生祭特集、
アストロPの旧作品から、あずさ主役・準主役作品からピックアップです。


■素敵なダンスシンクロ

【ニコニコ動画】あずささんブルマ Physical: Olivia Newton-John アイドルマスター

・体操服の有効活用。ぎゅっと反動を感じさせるシンクロ。

【ニコニコ動画】あずささんチアガール アストロ球団応援歌 アイドルマスター

・ボンボンの有効活用。
「おはよう! 朝ごはん」1曲、振り付けの流れとしては無編集(に見せている)で、
テンポの一様でないバンド曲をこれだけ違和感無く合わせてくるというのは……
アストロPに限らず、古参のアイドルマスターMAD作家のシンクロ感覚というのは
今の(おそらくアイドルマスターMADを見慣れた上で入ってくる)新人作家と比べて
何か違う質があるように思えます。
初期映画のパワーに現代の映像作家が太刀打ちできないのにも似た
不思議な力が働いているのでしょうか。

【ニコニコ動画】あずさメイドでエマニエル夫人のテーマ アイドルマスター

・メイド服の有効活用? どうすればこういう連想が働くのだろうか。

アイドルマスターMADにおける
ゲーンズブールとアイドルマスターのコラボレーションは、以下のものくらいか?
⇒ 【ニコニコ動画】アイドルマスター 夢見るシェルター人形
⇒ 【ニコニコ動画】Yesterday yes a day - アイドルマスター千早
※アストロPの作品ではありません。
探していけばまだまだありそうだ。誰かJe t'aime moi non plusで作らないかな。


■紙芝居作品

【ニコニコ動画】三浦あずさ劇場・番外編 東京モナムール アイドルマスター

・小西康陽の楽曲のうさんくささの有効活用。
楽曲・名古屋・絵の三つの胡散臭さを混ぜたら
思ったよりも飲み易いカクテルになってしまうとは!

【ニコニコ動画】吉幾三の「と・も・子・・・」を紙芝居にしてみた アイドルマスター

・純粋な紙芝居作品ではなく、あずささんは主役というよりヒロインですが、
実はアストロPのあずささん作品中で一番シリアスなものですね。
この作品も、胡散臭さと感傷性のバランスが絶妙です。


■B反市に統合されてしまった作品

"あずささんグラビア:ハイティーン・ゴーゴー" はB反市のA館に統合されています。
下の動画の3:50からどうぞ。


また、"あずさ+ロリトリオ親子で樋屋奇應丸" はB館に統合されました。
7:58からどうぞ。タモリのあぶらむしに自然と繋がっていきます。


---

今回はあずささんがメインの作品を紹介しましたが、
秋月律子劇場本編での名脇役としての活躍、
群舞に回ったときのあつかいなども非常に魅力的なので、
興味のある方は探してみてくださいませ。

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER



41Pの謎に満ちた新作"アイドルマスター とかちキューレ 【シルエット】"

やはりこの人もこのタイミングで来たか!

【ニコニコ動画】アイドルマスター とかちキューレ 【シルエット】


背景抜き、いわゆる765comm@ndを使ってきました。
41Pなら最新の技術をなんとなく使ってきそうだと思っていました。
しかし、この作品は実に謎めいた、yocch41P・41P作品に前例のないものです。


■3つの謎

謎1.ノーマル曲の使用

アイドルマスター初心者の方に説明すると、
この動画で使われている「エージェント夜を往く」remixAというのは
ゲーム "アイドルマスター ライブフォーユー!" において
所定の条件を満足したときに聴けるようになるリミックスです。
(なお、remixBというのもあって、ダウンロード購入しないと使えないらしい。
このあたりゲームを持っていない人にはややこしい)

参考:ノーマルの「エージェント夜を往く」
⇒ 【ニコニコ動画】アイドルマスター とかちつくちて 【H.264】

フラメンコ風のremixB
⇒ 【ニコニコ動画】アイドルマスター亜美【エージェント夜を往くRemixB】

今回はそのremixAをそのまま使っているわけですが、
公式曲をそのまま使うというのは現在 "yocch41P" "41P" タグから確認する限り
この1作でのおまけ的な使用を除いて見当たらないものです。
⇒ 【ニコニコ動画】MAD アイドルマスター とかち × かまいたちの夜 × IQエンジン

しかも、今回の動画の題名にはいつもの "MAD" 3文字がないのです。

謎2.背景抜きでなく、キャラクター抜き

背景抜きをマスクとして使い、キャラクターの影を使った作品は
他のMAD作家が既に投稿しています。
【ニコニコ動画】アイドルマスター これが新しく発見された方法ですね?
【ニコニコ動画】影の素材

41Pは、輪郭を白く浮かび上がらせ、上下二重に重ねることによって
独特の浮き出るような効果を出しています(サムネイルがかっこいい)。
冒頭にあるアーケード版アイドルマスターのカットインも、
影の中にしか見えない仕組みになっています。
思いつきでなく、何らかの意図があってシルエットを選んだことと想像できます。

謎3.題名帯の不在

いつもの題名帯が今回はありません。
うっすらとは見えているのですが、歌詞を隠す役割を果たしていない。
1:33前後に一瞬だけ濃くなるのですが、文字は見えない。


■筆者の推理

普段の41P作品では、とかちワルキューレは
ゲーム・アニメのキャラクターを指示する記号となるのですが、
それにもかかわらず、踊るとかちの姿は我々の前に現前している。
つまり表象として代替不可能な、強固なものとしてとかちの姿が印象付けられてしまう。
その逆説がyocch41P・41P作品の根底にあります。

この作品では、楽曲と歌手が一致している(つまり、MADではない)ことにより、
逆にとかちワルキューレの記号性が失われてしまう。
すると、我々にとってあまりにも見慣れたものとして
とかちの姿自体が見えなくなってしまう!
(記号と指示内容との距離が無くなったとき、それは空値となる。とでも言うのか)
その状況をこれもひっくり返した形で提示しているのではないかと思います。
(上記とかちワルキューレの「とかちつくちて」はyoutubeで70万再生されています。
「とかちつくちて」の部分をループさせた動画と合わせると再生数は200万に達します)

また、題名帯は、今は不要になった本来の「歌詞を隠す」という役割を
逆説的に主張することになる。
(2月に発売されたライブフォーユー! では、歌詞を最初から消すことができます)
7/27修正:歌詞を消すことができると思っていたのですが、
L4U!ではまだワルキューレ衣装は出ていないようですね。調査不足でした。
虹虹 rainbowrainbow - L4Uの衣装をまとめてみたを参照。

さらに追記。ワルキューレ衣装は通常のVi服なんですね。
Xbox360で遊んでみて始めて知りました。失礼。

つまり、この作品は、yocch41P・41P作品のMADの基本的な仕組みを
ひっくり返す事によって逆に基本構造を示している、種明かし動画といえるのではないか。
41Pは、ゲームやアニメのキャラクターにとかちワルキューレを無理やり当てはめることで
我々にとかちワルキューレを「見えるもの」にしているのです。


もっとも、もう少し単純に考えたほうがいいのかもしれません。
昔の家庭用ゲーム機に多かった、影の姿をした敵キャラ。
その多くは、たとえば倒せない敵だったり、
ゲーム序盤のものがパワーアップして再登場してきたり、
姿と実際のステータスが異なっていたり、
複数のうち1体だけが「本体」だったりしたものたち。
それら全てをそこはかとなく暗示させるために
あえてノーマル楽曲を登用したのかもしれません。

不思議な作品で、想像力が刺激されます。
何か元ネタがあるような気もする。
元ネタを知っているよという方はぜひコメント欄からお知らせください。



JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER



アストロPの新作 "Tengoku Kara Kaminari (天国から雷) feat. the 巨乳艦隊 アイドルマスター"

アストロPの最近の好調といったらどうしたことだ。
新作がきてます。

【ニコニコ動画】Tengoku Kara Kaminari (天国から雷) feat. the 巨乳艦隊 アイドルマスター


またすごい選曲で来ました。
何というか、筆者程度の音楽知識では太刀打ちできないな。
しかも、いい曲だから困る。

なんていい声なんだと思ってニコニコ動画上を探してみたら
何曲か投稿されていますね。
気に入ったのは一風変わったコード感覚の
"Somewhere Over the Rainbow / What's a Wonderful World"
⇒ 【ニコニコ動画】しまなみ海道 [ 今治 から 尾道 ]

しまなみ海道、奇麗ですね。

で、このアストロPの動画。
律子・美希・あずさ、アストロPお気に入りのいわゆる「巨乳艦隊」で、
露出度の高いグラビアミズギ2を使って3人の乳房をして
それぞれ曙・武蔵丸・小錦にたとえる……シュールですね。

動画としては、一般に難しいと言われるスローシンクロに
本格的に取り組み、見事に楽曲の心地よさを表現しています。
前回の作品では、新曲の振り付けを使いこなせていない部分も
あったように感じましたが、
今回すでにものにしてきているあたり、さすがの身体感覚です。
シンクロと楽曲ムードの表現がうまいだけに、
その分ますますシュールでならないわけですが。

(私的なメモ。なぜアストロPとyocch41Pという
特に共通点の無さそうな作家が好きなのだろう?
と我ながら疑問に思っていたのですが、
表現内容と表現記号とがぴったりと一致せずいつまでも軋みを立て続ける
そのような作品のあり方に筆者は面白みを感じてしまうようです)

「美希好きを指摘されて動揺している」などと今更のように作者コメントで告白していて、
その白々しさがニクい。

実はアストロPは律子についても最初は茶化し半分というところがあって、
ところが作品を作っていくに従ってアンビヴァレンツな気持ちではありながらも
情が移ってしまったようなところがあるのではないかと想像しています。
それが秋月律子劇場の前編と中編以降の変化に現れているのではないでしょうか。

美希についても似たようなところがあって、
キャラクターを第一印象で嫌いながらも、作品のネタ集めのために
コミュニケーションパートなどを見て回っているうちに、
印象が変わって行ったのではないか。
「美希はコミュを見ると印象が変わる」という意味の文章を
どこかで読んだ記憶があるのですが、アストロPもその例に漏れなかったのではないか。
(1ファンの勝手な想像です、guesswho1111氏もし読んでいたら御笑殺ください)

筆者はまだ美希のコミュニケーションパート動画を見ていないので根拠は薄弱です。
今後時間を作って見ていくことにします。

⇒ タグ検索「美希コミュ」

21日現在432件あります。どこから見ていけばよいものやら。

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER



アストロPの新作 "あずささん誕生日おめ Ride The Wild Surf: Jan and Dean アイドルマスター"

アストロPが背景抜き動画だとは……! 
すごい時代がやってきたものです。

【ニコニコ動画】あずささん誕生日おめ Ride The Wild Surf: Jan and Dean アイドルマスター


誕生祭動画ということですが、選曲がすごいですね。
ジャン&ディーンのヒット曲です。
guesswho1111氏は以前にもサーフィン/ホットロッドシーンを代表するバンド、
ビーチボーイズの曲をじわじわと上げており、
このブログでも以前紹介したことがあります。⇒ こちら

サーフソングであずささんとは、ありそうでなかったアイデアですね。
ブルーバックと掛けてか、背景のサーフ映像が気持ちよい。

振り付けはL4Uのダウンロードコンテンツの曲
"ShinySmile" "Do-Dai" "i" から持ってきているようで、
これもアストロP作品としては珍しいように思います。

あえてジャン&ディーンとは? と思ったら、azusaつながりとのことですね。
作者コメント欄にある、
"THE ANAHEIM, AZUSA, AND CUCAMONGA SEWING CIRCLE, BOOK REVIEW, AND TIMING ASSOCIATION"
という曲のことは知りませんでした。
残念ながら筆者所有のベスト盤には入っていないのですが、
’64年に全米チャート77位まで上がった曲のようです。

参考⇒ GOING BACK TO 60's&70's - Jan & Dean Chart

ベスト盤によっては入っているCDもあるようですね。
ニコニコ動画上にもありました。

⇒ 【ニコニコ動画】Jan&Deanメドレー その2

15:53から。この作業用BGM動画は掘り出しものですね。

冒頭のカットでも手書きの絵に背景を合成していて、
ペンタブ導入によって着々と表現の幅を広げているようです。
タイトル出しも一工夫こらしており、このアイドルマスターMAD新時代に
アストロPがどう進化適応してくるか、楽しみになってきました。


JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER



めるりPとana3がネットラジオを放送するようです

なんだこりゃ?



先週の土曜日の夜半に行っていたテスト放送を聞いて、
こりゃ面白い、とこの場で紹介(当該記事はラジオ終了後削除)したのですが、
いつの間にか捕捉されていたようですね。捕捉されついでにご紹介。

19日22:00から公開?放送があるようです。
放送の詳細についてはめるりPのブログをご参照ください。

⇒ novelette - あの子ぼくがネットラジオ決めたらどんな顔するだろう。

前回twitter上でテスト放送を軽くやったところ、twitter外部からも聴いてくださった方もいらっしゃったようで、

これはやはりばれていたということか。

エントリーの題を読んで、久々に岡村靖幸のベスト盤聞きなおしてます。
このようにブログではまだ追いつける範囲の音楽ネタを振っているめるりPですが、
(いや、「音楽」タグの記事はハイブロウすぎて到底追いつけませんが)
前回のラジオでは、テスト放送ということもあってか、
音楽ネタになった途端に熱中して、誰もついていけない音楽ネタを振ってしまったりする。
ところがお相手役・ないしホストのana3
("P"が敬称であるように、"3"も敬称とみなしてよいのか)がなかなかのつわもので、
のらくらと話題を脱臼させていくものだから話が重箱の隅に突っ込まず
禿になったらどうしよう、とかいう温い話でだらだら続いていくのが
何とも妙な雰囲気で愉快なのです。

ana3はpixivでアイドルマスター関連の絵を描かれてます。
⇒ http://www.pixiv.net/index.php?id=49487
(うまくリンクできない、美希クリタグあたりからおのおの探してみてください)

どの絵も、なんというか……カフカの小説を読んでいるときのような、
見慣れている世界が全く別のものに見えてくる、あの異界の感覚に満ちている。
(美希クリ3コマシリーズ好きです)

その異界のana3と、あちこちに気配りするめるりPとのタッグが
今回はどんな位置に落ち着くのか。或いは落ち着かないのか。楽しみにしています。

ただし、めるりPのブログにもありますが、
本当にアイドルマスターの話題は少なかったです。そこがキモでもあります。
個人的には音楽の話題も期待しておりますが。

---

めるりPのブログでも紹介されていますが、これは楽しい。

【ニコニコ動画】【アイドルマスター】 BBCドキュメント風 60's IDOLM@STERの軌跡


クラプトンが律子好きというのは衝撃的でした。

 最初は痛ましすぎてたまらないほどだったけど、半年ほど経ったらまたプロデュースして、そしたら他のキャラは一切興味なくなってしまった。25歳になるまでは、相手が秋月律子のことを知らなかったら、そいつとは口をきかない。ほとんどそんな感じだったね。

とか、いかにも言いそうですね。


わかむらPの新作についての感想文の叩き台 その1

こちらで当ブログが紹介されていました。
⇒ 続・空から降ってくるので - ちょっと面白いBBジェバンニ作品をご紹介

ご紹介、いつもありがとうございます。
しかし、「無茶振り」とでもいうのか、すごい爆弾を受け取った気もします。
折角なら、こちらのブログの方にも振って欲しかった。
⇒ さけとばらのひび - 上半期20選
今は忙しそうですが、もし答えてくれる余裕があるなら、
作り手の観点から鋭い意見が聞けそうです。
ちなみに「さけとばらのひび」は大好きなブログです。
そのくせ、あまり読まないようにしています。
面白すぎて読み進めているうちに動画を見る時間がなくなってしまうので。
ブログ主tloPのMAD作品も、その文章と同じく、品位と折り目正しさ、
ちょっとした含羞に満ちていて素敵です。文は人なり。

⇒ タグ tlop が登録されている動画の検索結果

それにしても「ポリリズム」を推すのは一家言ある人ばかりだ。


現在、わかむらPタグのついた(非アイマスMADを含む)全作品を見はじめ、
多様な作品群に改めて圧倒されています。
まだ全て見終えていないのですが、新作が来たこともあり、
カズマさんのエントリーに返答する機は熟した!
いや、熟しきる前に何か言っておいてお茶を濁したいのだ!

【ニコニコ動画】アイドルマスター Perfume シークレットシークレット PV風


シークレットシークレットが10点の理由については、よくわかりません
新作が10点ならわかる。これは趣味の問題か)。
ただ、シークレットシークレットを見た第一印象は
「わかむらP、とうとう動画を摑んだな!」だったので、
9点の基礎部分の話なら、叩き台くらいはできるかもしれない。
カズマさんのわかむらP論の続きが読みたいのでだらだら書いてみます。


まず、アイドルマスターMAD初心者の方への解説の意味も込めて、
わかむらPの作品を語る上での前提を箇条書きしてみます。
筆者は視覚芸術はほとんど興味なかった者なのでおかしなこといっているはず。
異論・修正意見を歓迎します。

・作品を短期間でコンスタントに上げることを自分に課している
・そのため、妥協するところは徹底して妥協し、見せたい部分に力を注ぐ
・妥協している部分は、恐らく「構図」「ダンスの振付」
・見せたい部分は「画質」「エフェクトと抜きを使ったPV風の表現(うまく言えない)」

エフェクト重視といっても、エフェクトをばりばり使った
末梢神経を刺激するだけの作品でなく、
あくまで、一般の人が楽しめる"PV映像"を作るためにエフェクトを用い、
アイドルマスターMADの醍醐味であるダンスを見せる一点は外さない。
(リズム合わせてないじゃん、と言われそうだが、
ダンスを演出の幹に持ってきていない作品はない、多分)

喩えていうと、モータウンの60'sポップスはブラック・ミュージックかと問われて、
「確かにブラックではある」と答えざるをえないような立ち位置。

モータウンが黒人以外にブラックミュージックの門戸を開いたのと同じように、
わかむらPも、コアなファン以外の人に対して
アイドルマスターMADの魅力を知らしめる役割を担っている作家の一人です。

また、モータウンなだけに、ある種のブラックミュージックファンからすると
「あれは黒くないよね」という気持ちを抱かれることもある、
異端性のある作家でもあります。


音楽に喩えたついでに言うなら、
アイマスMADと非アイマスMADを使い分け、両者ともに
強烈な個性でファンを獲得しているguesswho1111氏の存在は
さしずめスライ&ザ・ファミリー・ストーンに近いと言えるかも知れない。

そもそも、guesswho1111氏のスライ熱は本物。
⇒ 【ニコニコ動画】アイマス的血液型別ハンバーガーショップ 嘉門達夫 アイドルマスター
⇒ 【ニコニコ動画】俺らウッドストックさ行ぐだ・Dance To The Music (Sly Stone) アイドルマスター

スライ&ザ・ファミリー・ストーンは様々な人種によって構成されたバンドです。
楽曲もまた、ブラック・ホワイトに拘らない、革新的なサウンドです。

自らのルーツに忠実であろうとしつつも
人種の壁を破ろうとし、自由・越境への情熱に燃え、
その狭間で葛藤するスライ・ストーン。
その振幅の豊かさが、自身クリエイターとしての巨大なスケールを持つ
guesswho1111氏を惹きつけてやまないのかもしれません。

---

あれ、わかむらPについて書いていたつもりが、なぜかアストロP話に。文は人なり。

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ここまで書いて、わかむらP本人が自作の特徴について解説しているのを見つけました。

⇒ wakamura plex - 美希 Wow PV風 Ver1.01

いつもちょっと物足りないくらいをあえて狙ってやっています。

これに何を付け足せというのか。
次回は、
『わかむらPの作品を "Perfume" と "非Perfume" に分類するのは不毛である。
演出の観点から "ミニマル系" と "てんこもり系" に分けるべきだ』
という趣旨で書こうとしていたけれど、本人が既に似たことを言っているしな……
というわけで、"その2" の執筆についてはいつになるかわかりません。悪しからず。


JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER



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