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ゴシックホラーの観点から見た "宝野ハルカ -MASTER ARTIST 66-" 舞台設定の検討その他

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER

・アイドルマスター 宝野ハルカ -MASTER ARTIST 66-

上の動画の持っているモチーフやシチュエーションから、
動画全体が隠し持っている大まかなプロットを捏造する試み。

■タカランド館

たとえば冒頭の曲前シーンを見たゴシックホラー小説ファンなら
以下のような物語の出だしを容易に想像できるでしょう。

架空の小説「タカランド館の崩壊」冒頭の概要

「語り手の "私" は旅の途中に嵐に会い、偶々通りがかった古い洋館に宿泊を乞おうと急ぐ途中、ベランダに踊る女を見かけて目を疑うが、すぐに姿を見失う。
 玄関に出てきた頑固な老執事を必死で説得し、なんとか部屋を借りることに成功する。
 年老いた召使数人の他は誰もいないと聞いていたが、怪しい物音をききつけ、部屋を抜け出し探してみると、明かりもない空部屋で華やかに盛装した女がひとり怪しく踊っていた。
 タカランド地方の呪いについての噂を小耳に挟んでいた語り手は驚き恐怖して先の執事に事の次第をたずねたが、とうとう傍にいた老女中がかつてこの屋敷に起こった事件を語り始めた。

『あれは、ハルカさまがまだ16歳の年の、冬のことでした・・・』」

もうSS書けよ!

こんないいかげんなストーリーはRidgerPの動画にはもちろん全く関係ないのですが、
まあ想像の余地ある舞台設定はしてくれている。
アリプロのことは知らないのだけれど、
5曲目の「嵐が丘」はブロンテの小説を下敷きにしているふうなので
ゴシックホラー的な要素も取り入れているのではないかと思う。

ゆきまこの位置付けの変化も面白くて、
2曲目ではウィンドウ越しの別画面に現れ、3曲目の阿修羅姫に繋げる
(「あの二人は幸せなのに、私は・・・」といったところ)。
4曲目ではそれがフェンス越しの同一空間になり、
5曲目「嵐が丘」で館の主人と召使という関係を結ぶ。
6曲目の地下室(価値転覆を暗示か)を挟んで
クライマックスの7曲目亡國覚醒カタルシスで
とうとうハルカは二人を従えてセンターを踊るに至る。
ストーリーがないどころか、いやはや何というゴシックホラー直系の乗っ取り劇だ!

架空の小説「タカランド館の崩壊」結末部の概要

「ゆきまこ夫婦を死に追いやり、まんまと館を乗っ取ったハルカ。しかし彼女の心の空虚は癒えず、とうとう発狂してしまった、と女中は語る。
『そうしてハルカさまは夜な夜な盛装し、あのように館中をお一人で回られるのです』
 その時、雷鳴に続いて激しい物音と、悲鳴が聞こえる。
 ハルカが部屋に駆け込んでくる。『幽霊が、幽霊が・・・!』ドア越しに浮かび上がる白い影は、かつての館の主人、真のものだった。
『ハルカよ、恥を知れ! 私は戻ってきたぞ!』
 狼狽したハルカは昏倒し、その勢いで蝋燭の炎がカーテンに燃え移る。炎はまたたくまに館を包み、暴風だの雷だので館はうまいことくずれおちてしまう。語り手は何とか外に逃げ出したが、逃げおおせた人々の中にハルカの姿はなかった。・・・

 二十数年後、語り手は久々にタカランドを訪れ、過去の惨劇をしのんで屋敷跡に寄ると、瓦礫跡に花を手向けている男女がいた。ゆきまこ夫婦だった。二人は生きており、真の姿は幽霊ではなかったのだ。
 雪歩『いいえ、なんと言っても、ハルカさんは私たちの一番の親友でしたから・・・』
 夫婦の居に招かれて、生まれた娘に春香という名前がつけられたことを知る。よく転ぶがこれといって個性のない普通の女の子である春香の他愛のない話に耳を傾けながら、語り手はタカランドの呪いが解けたことに深い感慨を覚える。」

ちゃんちゃん。
ラストに感傷趣味が入り込んだ>< でも洋館が崩壊して筆者まずまず満足。
RidgerPの動画では建物は崩壊しませんが、
春香さんの精神崩壊については微妙に暗示されているように感じます。
しかしそこで終わって一種の救済に物語をとどめず、「何度だって生まれ変わる」。
Master Artist 13の伊織に引き続いて、
果てしない葛藤のただなかに主人公を置き去りにして動画は終わる。
参考⇒ なぜRidgerPはニコマスの王なのか その4
こういう怨み節がRidgerPの好みなのかもしれないし、
来るべきMaster Artist 85、律子編では別の解決が用意されているかもしれない。

■気が早くも、続編に期待

もちろん今は最新作を見ていて満足なのですが、
RidgerPの過去の律子作品は副題にもあるとおり、
ゲーム「アイドルマスター」の本質とも言えるオーディションを題材にしています。

・アイドルマスター 刻天の絆 -律子オーディション-


MA13、MA66とキャラクターの汲めども尽きぬ業を描いてきた
Another Master Artistシリーズですが、
もしアイドルマスターというゲームのシステムにのっとって描かれるなら
また別の切り口が得られるのではないでしょうか。
(まあ、律子でなくて、例えば美希になるかも知れないわけで、
その場合でもまた別の世界が見えそうですが)

いずれにせよやっぱりRidgerPはこのシリーズでは果てなき業を描いていきそうながら、
シリーズ最終回の大解決のために今回まであえて
クライマックスでの問題解決を避けていたとも考えられなくはない。

もしそうだとすると! いったい最後にRidgerPは
何を見せてくれるのだろうか、という期待で胸がいっぱいになるのです。

誰かに書いて欲しいというよくある話
反省・訂正・熱暴走
目次 - 特集記事2
-
しかし、考えてみると、MAシリーズが次回で終わるという何の保証もなかったか。

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