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モデリングから動画を見る 11 律子のモデリングと "メロディック妹メタル" 中の補足

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER

ちょっと寄り道してぐだぐだ書いてみます。お急ぎの方は飛ばしてくださいませ。

■律子派と「律子的問題」

前回、律子のモデリングに現れたイメージの齟齬、
そこから生じる、自意識を読み取らせようとする誘惑について書きました。
もっとも、前回書いたことはアイドルマスターファンからすれば
常識的な解釈とさえ言えそうです。むしろ、律子の面白さは、その誘惑のあざとさ
(というより、あざとさの性質の違い)にあると考えます。

当然、他のキャラクターにも内面を連想させる装置は準備されているのですが、
ゲーム・アニメ的なクリシェでカムフラージュ?されていたり、
外見とストーリー上の性格のズレを見せていたりするわけで、
律子のように視覚的にありありとぎくしゃくした感じを見せつけるわけではない
(普通に考えて、キャラの可愛らしさが売りのゲームではマイナス要素になりかねない)。

そのような齟齬の感覚が一種のリアリティをもたらし、
「りっちゃんは他のキャラクターよりも実在の女性に近い」という
印象をもたらす場合もあるようですし、
そのような不器用さに共感する余地も残っているとは思うのですが、
自意識を本能的に避けるタイプの方なら遠ざける・拒否する場合もあるでしょう。
(yocch41Pの作品には律子が登場しない)、

また、ある種の自覚的な作家は、
律子という装置を一種批判的に・距離を置いて描くことになります。
しかし、そのような批判的態度自体が
実は作家の強い自意識を前提しないと成り立たないものであり、
作品は逆説的に内面を投影したものになってしまいます。

このような一連の問題群を「律子的問題」と仮に勝手に名づけるとして、
広義に律子派と言われる方の興味傾向を
いわゆる狭義の律子派と、「律子的問題」の渦中に投げ込まれた立場という
二つのベクトルに分けることができるかも知れません。

あくまでベクトルの違いなので共存しうるものですし、
一方から片方へと関心が移っていく場合も考えられます。

アストロPの律子作品も、この観点から考えていく必要があると思っています。


そして、「律子的問題」に自覚的にせよ、
律子の意味上のズレにリアリティを感じてしまうにせよ、
キャラクターがフィクション上のものに過ぎないことを了解済みである傾向が
広義の律子派にはあるのではないでしょうか?
(あくまで108式まである律子ファンの一傾向ではあります)

そして、そのことは "その9" で述べたロマンチックアイロニーを
必ずしも回避するものではなく、
むしろアイロニーそのものを抱え込んでいる場合さえ珍しくはないようです。


orgoneP。

つづく
-
モデリングから動画を見る その1 やよいのモデリング
モデリングから動画を見る 10 律子のモデリングと "メロディック妹メタル" 中
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