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モデリングから動画を見る その6 メイPの "フタリの記憶"

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER

■ありすえPへのメッセージ

物語上、やよいは伊織の事を覚えていないのだから、
一時的にせよ、やよいの視点が導入されるのは奇妙なことにも思えます
(とはいえ、やよいが伊織を覚えていないという描写は極力抑えられているし、
カットをやよいの心理描写につなげていないので物語上破綻は生じません。
ここでの "視点" は、あくまで視聴者の視線の置き所になっています)。
このカットでは、物語世界上ではありえない
やよい側からの・伊織の不在に対する哀悼が潜在的に描かれています。

ありすえPは2007年に引退され、同時に動画も削除しているのですが、
物語世界の枠組みを超えた意外な視点の転換によって、
伊織の消滅に、物語外上の出来事つまりありすえPの引退を
視聴者に重ねさせる意図があったのではないかと、筆者は推測します。

視点がやよいから伊織に戻る場面を見直してみます。


経過的なカットの後、やよいを見つめる俯瞰視点に戻ると同時に
"Special thanks / You / And ArisueP" の文章が表示されます。
この動画が、視聴者と同時に仮想的なありすえPの視線が加わることで
完成することをそれとなく示しているのかもしれません。

やよい視点のカットに特権性を持たせること、
物語内容ではなく、そのワンカットにメッセージを賭けること。
前回検討した、メイPが動画をあえて伊織視点で統一した意図は
ここにあるのではないかと思います。

また、物語は伊織の視点で閉じながらも、
ラストの静止画を、やよいが羽根を握ったものに変更しています。
視聴者に思いが受け継がれていることを示しているこのメッセージも、
もし最後に伊織視点に戻していなかったなら
わかりづらいものになっただろうと想像できます。

-
長くなりましたが、"フタリの記憶" の検討は以上で終わります。
モデリングと深く関連づいた文章にはなりませんでしたが、
モデリングの特徴が動画について考えるいとぐちとなりうることは
証明できたかと思います。

このシリーズはこれで終わりです。ご紹介くださった方に感謝。
20選記事の後、補足と課題をまとめたエントリーを投稿予定です。

(しかし、好評のため続きを書いてしまいました。はるちはです)

過去の関連記事:
モデリングから動画を見る その1 やよいのモデリング
モデリングから動画を見る その2 伊織のモデリング
モデリングから動画を見る その3 やよいおり検討
モデリングから動画を見る その4 "フタリの記憶" 比較検討
モデリングから動画を見る その5 続・"フタリの記憶" 比較検討

目次 - 特集記事
モデリングから動画を見る その6 メイPの "フタリの記憶"

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