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みかんスジP讃

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER

書こう書こうと思いながら一月経ってしまいました。
アングラカタログVol.7で特集したみかんスジPについて、個人的な愛着を述べます。

■アイドルマスター 千早あずさのwindowlicker/Aphex Twin

(以下格納)
SF作家野尻抱介氏の的確なご指摘にもある通り、
アイドルマスターのモデリングとモーションにはいわゆる不気味の谷が隠れています。

体つきはあくまで細く、腰が高くて足長く、頭が大きい都合で首が長くなっている。
最近のDLCのものではあまり感じられませんが、無印版からの曲のダンスには
人工的で不自然な動きのあとが残っているように思います。
(太陽のジェラシー、My Best Friendの肩・首の動きなど)

一般的にMADを作るに際して、そのような不自然さは
目立たないように配慮される傾向があるのではないでしょうか。
このキャラクターの・この曲のこの箇所ではこのアングルは使えない、
というような判断がされているのではないかと思います
(前後の流れなどでもっとフレキシブルに決まるものだとは思いますが)。

ところがみかんスジPの動画ではモデリング・モーションの不気味さを
強調するかのような演出がなされています。
BPMの同期は避けられて身体的快楽に流れず、
粗い画質は外側からモデリングを侵食して
ボーンの幾何学的な動きをえぐり出すかのようです。

■アイドルマスター 伊織んと仲間たち bbydhyonchord / Aphex Twin


または、不自然なモーションが色調を変更しながら繰り返され、強調される。
その場合も音=映像、という単純な同期の心地よさによりかかりません。

■アイドルマスター 春香 TED/CLARK

もっと大きなリズム、音の中での空気の流れのようなものをとらえているんだな。

ところが、このように素材の持つ不自然さを引き出した
みかんスジPの動画からは、驚くほどの美しさが立ち上がってきます。

■アイドルマスター春香 Arne / haruka nakamura

この動画の春香さんはまるで不恰好な木彫りの人形が動き出した瞬間を捉えたような、
その瞬間が延長され反芻されていくような、アニメーションの美しさを孕んでいます。

不気味さ・不自然さはキャラクターのリアリティと背理するものではない。
情感の豊かさを邪魔するものでさえない。
そのような二重写しを奇跡的な必然性をもって定着しているのが
みかんスジPの動画なのだと思います。

いわゆるニコマスの技術とはベクトルが違うために一見して気付かれにくいながら、
動画の完成度にこだわりを持った・アイマス愛の作家ではないかと思います。
今回紹介した4本で全てのMAD作品を網羅できますので、未見の方はぜひどうぞ。

-

アングラカタログ新作もよろしくお願いします。

■ニコマス・アンダーグラウンドカタログ Vol.8


過去の関連記事:
ニコマス・アンダーグラウンドカタログ Vol.7 Nic@_M@ster特集
MADって変なものだという感覚 上
見たかったものは、まさにこれだよ。

目次 - 特集記事
みかんスジP讃

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