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アイドルマスターの映像内時間の特徴とMADにおける可能性

JUGEMテーマ:THE IDOLM@STER

トカチPのエントリーを読んでだらだら考えたこと。

実写映像において、おそらく我々は大量の痕跡から「客観的な時間」を読み取っており、
それが時間芸術としての映像作品の演出の基礎になっていると思います
(主観的な時間感覚の変容や・あいまいに見せることも含めて)が、
3DCG映像における時間とはどんなものであるか、と個人的に疑問に思っていました。

ニコニコ動画上でのアイドルマスターMADを例に取るならば、
キャラクターの動作量・背景の動きの量・髪や衣服の揺れ・ライティング・
紙吹雪の落下速度などの、実写と比べるとあまりにも少ない痕跡から
我々は半自動的に、シミュレートされた客観的時間を割り出しているのだと思います。

背景を例に取るならば、大ざっぱに言って、アップ<ロング<ミドルの順に
背景の動きの量が大きくなる傾向があるように思います。あくまでケースバイケースです!

例えばブレイク気味の振り付けにアップを合わせることで
速度変更を行わずにスローの印象を与えることができます。
ダンスのBPMをきっちり合わせていても他の要素でメリハリをつけられるわけです。

実写でも上の例に近いことはよく行われますが、実写の場合は情報量が多いために
あくまで主観的な印象に加える演出にとどまる場合が多いのに対し、
アイドルマスターの3DCGの場合だと時間の流れそのものに動揺を与えてしまう。

■アイドルマスター  NTR.Rao.Junior の shiny smile【高速m@ster?】

インド映画のダンスシーンは意図的に要素を絞ることによってコミカルな早回しを可能にしているものと思われます。高速M@sterとマサラムービーとは類縁性があるかもしれませんが、専門家のぎょPがいつか考察してくれると期待。

おそらくアイドルマスターMADは3DCGとしての抽象性ゆえに
客観的時間に幅が生じ、ダンスを編集レベルで速度変更するうえで自由度が高かった。
さらには複数のレベルで抽象化された時間性を抱え込むことで
実写では難しいタイプの楽曲表現の可能性が開けたのだろうと思います。

■バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より「全員の踊り」

カルミナPは早い段階から、アイドルマスター映像が持つ複時間性に気づき、クラシック楽曲を表現する方法論を練り上げてきた作家です。今こそ再発見されるべき、通時的に複数のテンポが交錯する美。

BPMに捕らわれない「自然」な振り付けや、ブルーバックによる背景合成は
表現の幅を広げるもので追求されるべきだと思いますが、
上のような特徴を意識せず無根拠に実写PVに近づいた場合
素材が内包していたスリリングさを失い、他ジャンルの表現を借りてきただけの
映像になってしまう危険性があるのかもしれません。

-

映像と時間については簡単な補足エントリーを設ける予定です。

過去の関連記事:
im@sclassicの父、カルミナPの復帰を祝して

目次 - 特集記事2
アイドルマスターの映像内時間の特徴とMADにおける可能性

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